■健診
安高です。
健康診断の時期が今年も近づいてきました。
私は健康診断のプロなので、もういくら血を抜かれようが、胃カメラを口から突っ込まれようが、もはや何も感じない体になっております。
数年前に胃カメラの結果再検査になった時は「カンジダ性食道炎」という、食道にカビが生えるという何やら得体の知れない症状にかかっており、その再検査では30分くらい胃カメラで胃の中を弄られまくりました。
流石にそれは今でも嫌だけど、あれ以来毎回の数分の胃カメラ程度ではもはや何も感じない体を獲得しました。
「お、今回の先生は手際が良いぞ、ヨシヨシ」くらいの事を考えているうちにいつの間にか終わっています。
最初に胃カメラを受けた時は「何これ、死刑執行のシミュレーションかこれは!?」と思ったりしたものですが。
懺悔台という名の待合室の椅子に座り、最期のお茶菓子よろしく麻酔スプレーを喉に噴射し、さて、準備は良いですか?と聞かれてもイヤ今から執行されるのに準備も何もあるかよ!と思ったりもしましたが…これが人間の成長というものですね。
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ところで相変わらずヘルニアの調子は悪いままなので、運動の禁じられた私は部屋で動画視聴ばかりしております。
先日はAmazon Primeで今更ながら「おっさんずラブ」をチラ見していましたが、炎上覚悟で言うと、自分にはどうしても受け入れ難いドラマだった。
そりゃキャラも演技も良くてドラマ的には感動するところも有るし、ハマる人がいるのも理解できるんだけど、ある理由が決定的なのでどうしても受け入れられないのです。
それは「部長がやってる事がどう考えてもハラスメントでしかない」という点。
だってアレ主人公が女性だったら完璧にアウトでしょ。絶対放送できないでしょあれ。
主人公が女だったら絶対放送出来ないのを分かっていて男と男でドラマを描写している時点で、あれ、やっぱ男と男の恋愛を特殊な目線で見てるんじゃないの…?という矛盾が気になってしまい、どうにも楽しめないのです。
あと私がブラック企業ソムリエと名乗れる程に(今はホワイト企業におりますが)、ありとあらゆるクソ企業を渡り歩いてきた身としては、業務上のハラスメントとか、同僚の目の前で元恋人を怒鳴ったりとか、非常に精神衛生上よろしくないのです。
このドラマをハッキリ苦手だと言ってる人が周りにほとんどいないから、俺の方がおかしいんじゃないか?とも思ってしまうんですが、なんなら俺がおかしい、でもう良いでしょうw
という訳でクリスマスに向けて「逃げ恥」の録画を視聴する生活に戻ります。