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■思考

謹賀新年。

安高でございます。

 

 

ただ今、遅れてやってきた正月休みで札幌におります。

今年1月に誕生日を迎えた、Mick JaggerやKeith Richardsと同い年の親父の誕生会をやっております。

 

 

「今年から後期高齢者の仲間入りだ!」などと言っていますが、スキーきちがいなので相変わらず冬はほとんど家に居ないし、音楽は未だにU2やBob Dylanなどを聴いています。

 

 

以前うちの伯父が「日本人は、若いころは演歌を聴いていなくても、歳とったら皆演歌を聴くようになる」と言っていたのを何となく信じていて、自分も例外なくそうなっていくんだろうな、と思っていました。

 

 

が、還暦を過ぎてもIron Maidenのライブに行く親父を見て、その説は何の根拠のないデタラメであることが分かりました。

 

 

親父は別にリアルタイムでメタルばかり聴いていたわけではないものの、メタルに興味を持つきっかけはX JAPANだったりするので、何というかチャレンジ精神が豊富なんだな、と思います。

 

 

最近は木工に異常に凝っていて、部屋が木工道具だらけになっておりその内増築でもするんじゃないかって勢いです。

勿論ワタクシに比べて遥かに真人間なのは間違いないですが、流石に我が父というか、好き勝手に生きているという感じです。

 

 

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そんな親父を見ていると、ふとこんな事を思い出しました。

 

 

以前wilberryのライブを観に来たお客さんと、終演後に、「定年後にスラックスを履いて休日を過ごす男性は、日本の高度経済成長の負の象徴」という内容の話をしました。

 

 

この話の真意は、休日を過ごすんだから、デニムは無理でもせめてチノパンを履いた方が絶対機能的だし見た目も良い、しかも引退してるのに何故かスラックス(おそらく現役時代から休みの日に履いてたと思われる)を履き続け、奥さんも指摘しようにも出来ず、自分も奥さんに聞くことも思いつかない。

要するに思考停止の象徴のような存在だということを言いたかったのです。

 

 

戦後の高度経済成長でサイボーグの様なモーレツサラリーマンがもてはやされ、サービス残業・休日返上上等の人生を歩んだ結果が、休日に遊びに行く為の服を自分で決めることも出来なくなった老人か闊歩している現状なのだとしたら、この成長は果たして本当に日本にとって良かったことなのかと思ってしまいます。

 

 

急成長して豊かになったという成功の経験が、かえって「うむ、これで満足だ」とばかりにチャレンジ精神を奪ってしまっている間にも、日本の後ろを歩いていたはずの外国にどんどん差をつけられる始末。

未だにキャッシュレス社会も程遠いし、LGBTの事をとやかく言う前に、この現代で現金と請求書を握りしめて銀行のATMに支払いに行くようなサラリーマンこそ一番生産性ねーだろ、と強く思います。

(マイナンバーとか何の為に導入したんだか。せっかくマイナンバー有るのに何で役所で書類にいちいち名前書かなきゃならねーんだよ。)

 

 

多分休日スラックスオジサンも、何で自分がそんな格好をしているか良く分かっていないんでしょう。

自分も40代半ばに差し掛かった今、自分のやっている事が何か分からないままの人生を送るのは真っ平御免です。

昨日と同じ当たり前の毎日を生きるのは絶対に嫌だ、一生チャレンジし続けて生きていたい。

 

 

…と、「おう!MetallicaのOneはやっぱ名曲だな!」と言う親父を見てそう思った次第であります。